シリーズ・ザ・生活習慣病

25弾

シリーズ生活習慣病 第25弾!2008.08月号

『つながる』こと

午前1時、偶然夜遅く帰宅し、居間でお茶をすすっていた瞬間、私の携帯電話が鳴りました。

「Aさん、どうしたの?」
「熱が出て…腰の辺りが痛く、膀胱炎のひどいのかと…。
血糖も下がらないし、夜中にスミマセン。」

インスリン治療中のAさんです。
Aさんは腎炎(感染症のひとつ)になりかけていたのです。

糖尿病の方は、風邪などの感染症にかかると、血糖がいつもより上がってしまいます。
何も食べなくても血糖値が高くなるというワケです。
だから、「血糖も下がらないし…。」と、Aさんはおっしゃったのでした。

Aさんの場合、今回は、抗生剤を飲むことと、
インスリン量の調整(いつもより必要量が多くなります)について説明し、事なきを得ました。
電話がつながって良かったです。

『つながる』と、いえば、
患者さんの情報が、スタッフ間でつながることも重要です。

医師だけではなく、看護師、管理栄養士、受付と、スタッフ全員が、
患者さんの情報(“ここだけの話”は別!)を共有することで、
患者さんに対し、『自分達は何をして差し上げられるのか』を、
考え、実行することができるのです。

これが、チーム医療、チーム一丸の高いホスピタリティーにつながるのです。

もうひとつ、私のコラムの愛読者の1人である某編集長さんが、
6月に当院に取材にいらっしゃいました。
「各スタッフが1つにつながって、素晴らしいチーム医療が…!」
いえいえ、我々だけでなく、患者さんとも編集長さんともしっかりつながっていますよ!