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シリーズ・ザ・生活習慣病

180弾

第180弾 パラリンピック2021.09月号

「痛みから解放されるために足を切断した」
陸上男子義足100m、ヨハネス・フロアス選手は自らの意思で足を切断。
怒涛の努力により歴史に名を残しました。

今回のパラリンピックは[多様性]
障がいのある方だけで15%、みんな違ってよい、
という多様性をあらためて感じました。

みんな違ってよい、といえば患者様もまたしかり。
我々は科学的根拠にもとづき、『普通は』を求めがち。
でも社会背景や人生がみな違うので、
一緒に話し合ってその都度決めたことが、その時点での正解。

『太っていてなにが悪いの?私はこれが標準』
内科疾患の発症やヒザに負担がかかることはわかっていますが
それもその方の自由です。

『でも、本当はやせたい』
これもありです。
科学の発展で血糖値を下げながら体重を減らす、
むくみやすい方にも効果のあるお薬もあります。

今は新しいお薬がいろいろあります。
『お薬に頼りたい』
そんな方々のお役に立てるかもしれません。
ぜひ楽しく生きるお手伝いをさせていただきますね。

最終日はいろんな競技の決勝・閉会式。
シャンパン飲みながらテレビにくぎづけでした!

179弾

第179弾 金メダル2021.08月号

競泳の大橋悠依選手が個人メドレーで2個の金メダル!
おめでとうございます!

他にも毎日のようにメダルを獲得する選手たちに、
やっぱり感動してしまいます。

大橋選手は体力的に厳しい練習メニューができず、
そのかわりフォームに徹底的にこだわり、結果を出したと。
やみくもに練習をしていたらメダルをとれなかったかもしれませんね…
素晴らしい監督との結実かと。

やみくもにといえば、
健康診断などで血圧、コレステロール値がひっかかり、
下げるためにとりあえずお薬を飲んで…
ただただお薬だけもらっている方が少なくありません。

大切なのは、合併症がないか?
あるならどうするか、が大切です。

今は動脈硬化を目で見ることができる時代。
定期的に血管の評価をしていきましょう。

なかにはまったく問題ない方もいらっしゃるので、
むやみにお薬を飲む必要のない方もおられます。
ぜひ一度いらしてくださいね。

そういえば大橋選手は鉄欠乏性貧血だったようで、
お母様のタンパク質作戦で治したとか。
今夜もハイライトを見て感動しながらシャンパンですね!

178弾

第178弾 100万キロ2021.07月号

金城先生の数ある車のうち1台が20万kmを超えました!
と喜んでいるのもつかの間、ラジエーターから水が漏れ、
どうやら穴があいてしまったようです(涙)
ただいま入院治療中です。

『10万kmも走れば、そろそろ買い替えどき』
と思う方が多いかもしれませんが、
タクシーは50万km、トラックは100万kmは当たり前で走るもの。

なぜそんなに走れるのでしょうか?
我々の自家用車と違い、毎月のように点検・
部品交換をこまめに行っているため常に状態が良く、
また、トラックは燃費を考えて車間を開けて
ゆっくり低速で走っていることが多く、
エンジンやブレーキなどに負担がかかりにくいそうです。

点検といえば、毎月通ってくださっている患者様が
こまめに受けている採血などの検査、
これがとても大切なのはもうおわかりですね。

日ごろから変化のないことは幸せなこと。
少しでもデータに変化があれば、
『どこか変』と病気が悪化する前に見つけることが可能です。
面倒だとは思いますが、がんばってチェックしていきましょう!

他の車で今日も無事に帰宅。
今夜もおいしいシャンパンが飲めそうです。

177弾

第177弾 武道館2021.06月号

母親のワクチン接種の付添いで鎌倉武道館に行きました。
会場は広く、接種を待つ高齢者と付添いの方々で、
ゆっくりとした時間が流れていました。
そう、あきらかに多くの方が[筋肉不足]…
母親は昔より歩けることに安堵しました。

[筋力不足]といえば、まずはたんぱく質の摂取が少ない!
食が細くなったことに加え、野菜とご飯でお腹いっぱい。
とにかく最優先で肉・魚・卵を1日合計300g召し上がってください。

この栄養失調状態は採血の結果にも。
総蛋白だけでなくヘモグロビン(Hb)の値も低くなります
(金城先生は15.0)。
鉄(Fe)や貯蔵鉄(フェリチン)、エリスロポエチンの値から
なぜ貧血なのかがハッキリしますので、ぜひ一度検査をおすすめします。

貧血が治るとかなり身体が軽く感じ、疲れません。
すると活動量が増え、筋肉トレーニングに。
たんぱく質を食べてしっかり運動、がんばりましょう!

背筋の伸びた初老の方が武道館の方と笑顔で…
今も鍛えていらっしゃることがわかります。
母親には荷物もしっかり持ってもらい、
遠くの駐車場まで歩いてもらいました。
今夜は美味しいシャンパンが飲めそうです!

176弾

第176弾 レモンの木2021.05月号

昔、小学3年生の金城先生より少し背の低い
トゲのある苗木をどなたからかいただき、裏庭に植えました。
茎が緑でややクネクネし、『きっとレモンの木かねぇ』
と両親と結実を楽しみに…

(スライスして砂糖つけてチュパっと)など妄想すること3年、5年…
木は大きくなるのに実がつかず。

[桃栗三年柿八年]
うちのレモンはなんと7年かかって花が咲き、丸い実が!
(丸いレモン⁉︎)
そう、それはなんと「夏みかん」だったのです(笑)
何年後かいつかは実るものなんですね。

何年後かいつかは、といえば通ってくださっている患者様も
ご高齢の方はさまざまな理由で通院できなくなる…
そう思うと「それっきり」では辛く悲しく、
今までの歴史を理解している我々だからこそ
可能なかぎりお付き合いしたい…

在宅医療にも力を入れていこうと、
金城先生が院長の杏林堂クリニック(小田原市)では
すでに4名の医師を増員しました。

でもみなさん、できるだけ自力で通院していただきたいので
肉・魚・卵をしっかり食べて、運動をお願いいたします!

さて、今度は本物のレモンの木を植えて、
おつまみにキュッとシャンパンといただきたいなぁ…[7年後](笑)

175弾

第175弾 花火2021.04月号

『努力は必ず報われるんだなと…』
2年前に大病で[あわや]、選手生命が…
とみんなから心配された池江璃花子選手の見事な復活劇!
感動しました。

彼女の強い心と信念には頭が下がると同時に、
国民に勇気を与えてくれましたね!

[あわや]といえば、運転中や会議中にうとうとと…?
前回も話題にした「睡眠時無呼吸症候群」は
かなりの方々にあるようで、なにを隠そう金城先生も…
いつでもどこでも眠れますし、何時間でも眠れる。
ということで調べてみると、なんとグレーゾーン(涙)

肥満がある方はそれが原因になることもあるので、
『やせると治った』という方も多いです。

そこで一大決心、ダイエットをスタート!
目標マイナス15kg、一年かけて頑張りますね。

ちなみに、無呼吸により「血が多く」なる方も…
健診で指摘された方は、ぜひ一度検査を受けにいらして下さい。

そういえば、先日散歩していたら突然の音にびっくり!
なんとサプライズの花火が上がって…
みんなを励ますプレゼントに『よし、がんばろう』と
その日はシャンパンを飲まずにぐっすり眠れました(笑)

174弾

第174弾 3.112021.03月号

14時46分、そのとき金城先生は自宅のお風呂で
(おっ、揺れてる、あっ、シャワーのお湯が水になった!)
と急いで体をふきパンツ一丁で家の外に駆け出しました。

あれから10年、さまざまな学びとともにここで再び身を引き締め、
突然起こる災害に対応するべく…と気持ちを新たにいたしました。

突然といえば、
寝ているときに突然[フゴッ]と息をして目が覚めたり、
知らぬ間に会議中に睡魔が襲ってきたり、イビキがすごかったり、
いつでも眠い、いつでも眠れる、いつまでも眠れる…

あるあるですね。
きっと夜中に呼吸が止まっている『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』
最近かなりの患者様が検査をされ、かなりの確率で陽性でした。

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)という、
呼吸が止まったときに空気を送って
呼吸を助ける治療をされた方々は一同に
『生まれ変わった』とお感じになるようです。

きっと金城先生もいつでも眠れるので、SASかなぁ…
皆さんも一度検査をおすすめします!

太っているとSASになりやすいので、あやしい金城先生は
今夜はシャンパンの量を少しだけ減らして…(汗)

173弾

第173弾 いつか必ず2021.02月号

たまたま見ていたスポーツニュース。
ソフトボール金メダリストの上野由岐子選手は、
2年前打球を受けてアゴを骨折したのは自分のせい、
それ以来、努力しすべてを受け入れられるようになった、と。

「オリンピックがあってもなくても、受
け入れる気持ちの準備は整っている。
このコロナ禍でも、一歩前に出れば視界は360°…
360°どの方向でも、前向きに、
すべてを受け入れその歩みを止めなければ、
[いつか必ず]ゴールに到着する。
このコロナ禍は私だけではないのだから。
昔から『上野はできる』と言われ続けたが、それは違う。
できるようにしたからできたし、
いつでもできる状態に努力してきたのだ」
…努力家の素敵な言葉でした。

努力といえば、努力しても寝ているあいだの呼吸は
コントロールできないもの。
ましてや勝手に止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』。
検査は簡単、自宅に届いた機械を着けて寝るだけ。

もしSASと診断されれば、CPAPという呼吸補助により、
眠かった毎日が気分爽快です!
運転中眠気のある方はすぐにいらしてくださいね。

172弾

第172弾 からすみ2021.01月号

お正月といえば、数の子?伊達巻?
いえいえ、金城先生は「からすみ」です!

父との思い出といえば小学生の頃、晩酌タイムに父が
うす〜くスライスしたからすみを網で軽くあぶり、
同じ大きさに切った大根にのせて日本酒と合わせている横で、
おこぼれちょうだいの味見… 『うまい!』

長崎五島列島の貴重なからすみだったので少ししかもらえず。
お腹いっぱい食べたかったボクは夜中にこっそり冷蔵庫をごそごそ、
一本まるごとつかんでモグモグ… 『しあわせ♡』
翌朝当然大目玉(涙)

それがきっかけで「からすみ好き」になり、
研究を重ねた(たまたま?)結果、大根スライスも美味しいですが、
きゅうりのスライスが抜群に合うことを発見し、
すっかりとりこになりました。
この大発見、[なかなか見つかるもの]ではありません。

なかなか見つからない、といえば[膵臓がん]がそのひとつ。
超音波でもなかなか見つからず、しばらく検査せずに、
ある時だいぶ進んでから見つかり…なので、
私はDUPAN-2という膵臓がんの腫瘍マーカーを一緒に検査します。

正常値は150以下なのですが、ポイントは、
50とか100とか、まだ150以下の段階で
(あやしい…)と疑って精密検査するかどうかで決まります。
ちなみに私が自ら測ると25以下。

昨年もかなりの患者様が初期段階で発見でき、
今も元気に過ごされています。
超音波でも見つからない敵を、ぜひぜひ早く見つけましょうね!

さて、お正月過ぎても我らがシャンパンと
冷凍してあったはずの「からすみちゃん」が…
あれ、なんでないの…まさか(涙)

171弾

第171弾 コンビーフ2020.12月号

子どもの頃、台所の床下収納にいつもあった缶詰、
好物のひとつ、コンビーフ!

今はパカっと開くプラスチックになりましたが、
当時は缶のでっぱりを引っかけて巻き取り開けていく
専用の巻き取り器?が付いているタイプの缶詰。

たまにそれが付いていなかったり、
あるいは缶のでっぱりを巻き取っている途中で切れてしまったり…
そんな時は、前回とっておいた巻き取り器やペンチで巻き取ったり、
無理やり包丁でこじ開けたり、と闘っていました(笑)

熱したフライパンにコンビーフを入れると、
白い脂がみるみる溶けて透明になり赤身肉が焦げ始める…
するとあの芳しい香りがあたりに充満し、作りながらつまみ食い。

お腹がすいて、おやつに[白い脂]も気にせず
冷たいままかじったこともしばしば。

白い脂といえば、健康診断などで肝機能異常を指摘され、
検査をすると『脂肪肝』と言われる方も多いかと。
酒飲みならまだしも、飲まない方もなってしまう
NASHという脂肪肝があります。

いずれ肝硬変や肝がんを発症することがわかってきましたので、
たかが脂肪肝といわず治していきましょう。
基本は食事と運動、我々がお手伝いいたします!

さてと、アルコール性脂肪肝炎?が疑われる、
いや確実、多分…そんなはずないと信じてシャンパンを…
飲みたいなぁ(涙)

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