シリーズ生活習慣病 第71弾!
『文武両道』
糖尿病患者様の栄養相談をしていると、
なんだか人生相談になってしまうことが多々あります。
仕事や人間関係、家庭内の問題など、ストレスの原因は様々ですが、
はけ口が食事になってしまうのもなんだかわかる気がします。
「ねぇ、先生。先生はどうやってストレス発散を…?」
と、よく患者さんから聞かれます。
私は大好きなシャンパンを目の前にすれば仕事のストレスなんて…と言いつつ、
実は診察をしていない方がイライラむずむずしてしまう、何ともおめでたい仕事人間です(笑)。
患者様と楽しく外来をすることが、私の一番のストレス発散、喜びの時間なのです!
先日、横浜で日本糖尿病学会があり、スタッフ全員で行ってきました。
学会発表は、議論程度のものから『これはバトル?』と、思えるような激しいものもあり、
理論が闘いあってまだ意見が一致しない内容もありました。
元々人生に正解がないように、必ずしも正解と言い切れない治療もあるのです。
だからこそ、患者様それぞれにマッチした、テーラーメイドの医療を提供していくべきと
再認識してまいりました。
その一環として、心の病を抱えて悩んでおられる患者様のために、
春より心理カウンセラーによる心のケアを始めました。
なかには、「お話が出来て良かった。」と、涙を流しながらそうおっしゃる方も…。
基本的に何事も真面目な方が多い気がします。
私、金城と鶴間の院長である朝倉医師が出会った湘南高校は、『文武両道』がモットー。
さらに祖父には私が小さな頃から、『遊びも一番、勉強も一番になりなさい!』と、
よく言われました。
野菜もお肉もお魚も、運動も休息も…皆、バランスが大切なものばかりですね。
私も仕事と遊びのバランスをとらなくてはと、今年からゴルフと合唱を16年振りに
トライしました。
なんと、年末は『第九』を歌います!
もし御興味のある方は聴きに来てください。きっとストレス発散になりますよ(笑)