Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第178弾 100万キロ

金城先生の数ある車のうち1台が20万kmを超えました!
と喜んでいるのもつかの間、ラジエーターから水が漏れ、
どうやら穴があいてしまったようです(涙)
ただいま入院治療中です。

『10万kmも走れば、そろそろ買い替えどき』
と思う方が多いかもしれませんが、
タクシーは50万km、トラックは100万kmは当たり前で走るもの。

なぜそんなに走れるのでしょうか?
我々の自家用車と違い、毎月のように点検・
部品交換をこまめに行っているため常に状態が良く、
また、トラックは燃費を考えて車間を開けて
ゆっくり低速で走っていることが多く、
エンジンやブレーキなどに負担がかかりにくいそうです。

点検といえば、毎月通ってくださっている患者様が
こまめに受けている採血などの検査、
これがとても大切なのはもうおわかりですね。

日ごろから変化のないことは幸せなこと。
少しでもデータに変化があれば、
『どこか変』と病気が悪化する前に見つけることが可能です。
面倒だとは思いますが、がんばってチェックしていきましょう!

他の車で今日も無事に帰宅。
今夜もおいしいシャンパンが飲めそうです。

第177弾 武道館

母親のワクチン接種の付添いで鎌倉武道館に行きました。
会場は広く、接種を待つ高齢者と付添いの方々で、
ゆっくりとした時間が流れていました。
そう、あきらかに多くの方が[筋肉不足]…
母親は昔より歩けることに安堵しました。

[筋力不足]といえば、まずはたんぱく質の摂取が少ない!
食が細くなったことに加え、野菜とご飯でお腹いっぱい。
とにかく最優先で肉・魚・卵を1日合計300g召し上がってください。

この栄養失調状態は採血の結果にも。
総蛋白だけでなくヘモグロビン(Hb)の値も低くなります
(金城先生は15.0)。
鉄(Fe)や貯蔵鉄(フェリチン)、エリスロポエチンの値から
なぜ貧血なのかがハッキリしますので、ぜひ一度検査をおすすめします。

貧血が治るとかなり身体が軽く感じ、疲れません。
すると活動量が増え、筋肉トレーニングに。
たんぱく質を食べてしっかり運動、がんばりましょう!

背筋の伸びた初老の方が武道館の方と笑顔で…
今も鍛えていらっしゃることがわかります。
母親には荷物もしっかり持ってもらい、
遠くの駐車場まで歩いてもらいました。
今夜は美味しいシャンパンが飲めそうです!

第176弾 レモンの木

昔、小学3年生の金城先生より少し背の低い
トゲのある苗木をどなたからかいただき、裏庭に植えました。
茎が緑でややクネクネし、『きっとレモンの木かねぇ』
と両親と結実を楽しみに…

(スライスして砂糖つけてチュパっと)など妄想すること3年、5年…
木は大きくなるのに実がつかず。

[桃栗三年柿八年]
うちのレモンはなんと7年かかって花が咲き、丸い実が!
(丸いレモン⁉︎)
そう、それはなんと「夏みかん」だったのです(笑)
何年後かいつかは実るものなんですね。

何年後かいつかは、といえば通ってくださっている患者様も
ご高齢の方はさまざまな理由で通院できなくなる…
そう思うと「それっきり」では辛く悲しく、
今までの歴史を理解している我々だからこそ
可能なかぎりお付き合いしたい…

在宅医療にも力を入れていこうと、
金城先生が院長の杏林堂クリニック(小田原市)では
すでに4名の医師を増員しました。

でもみなさん、できるだけ自力で通院していただきたいので
肉・魚・卵をしっかり食べて、運動をお願いいたします!

さて、今度は本物のレモンの木を植えて、
おつまみにキュッとシャンパンといただきたいなぁ…[7年後](笑)

第175弾 花火

『努力は必ず報われるんだなと…』
2年前に大病で[あわや]、選手生命が…
とみんなから心配された池江璃花子選手の見事な復活劇!
感動しました。

彼女の強い心と信念には頭が下がると同時に、
国民に勇気を与えてくれましたね!

[あわや]といえば、運転中や会議中にうとうとと…?
前回も話題にした「睡眠時無呼吸症候群」は
かなりの方々にあるようで、なにを隠そう金城先生も…
いつでもどこでも眠れますし、何時間でも眠れる。
ということで調べてみると、なんとグレーゾーン(涙)

肥満がある方はそれが原因になることもあるので、
『やせると治った』という方も多いです。

そこで一大決心、ダイエットをスタート!
目標マイナス15kg、一年かけて頑張りますね。

ちなみに、無呼吸により「血が多く」なる方も…
健診で指摘された方は、ぜひ一度検査を受けにいらして下さい。

そういえば、先日散歩していたら突然の音にびっくり!
なんとサプライズの花火が上がって…
みんなを励ますプレゼントに『よし、がんばろう』と
その日はシャンパンを飲まずにぐっすり眠れました(笑)

第174弾 3.11

14時46分、そのとき金城先生は自宅のお風呂で
(おっ、揺れてる、あっ、シャワーのお湯が水になった!)
と急いで体をふきパンツ一丁で家の外に駆け出しました。

あれから10年、さまざまな学びとともにここで再び身を引き締め、
突然起こる災害に対応するべく…と気持ちを新たにいたしました。

突然といえば、
寝ているときに突然[フゴッ]と息をして目が覚めたり、
知らぬ間に会議中に睡魔が襲ってきたり、イビキがすごかったり、
いつでも眠い、いつでも眠れる、いつまでも眠れる…

あるあるですね。
きっと夜中に呼吸が止まっている『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』
最近かなりの患者様が検査をされ、かなりの確率で陽性でした。

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)という、
呼吸が止まったときに空気を送って
呼吸を助ける治療をされた方々は一同に
『生まれ変わった』とお感じになるようです。

きっと金城先生もいつでも眠れるので、SASかなぁ…
皆さんも一度検査をおすすめします!

太っているとSASになりやすいので、あやしい金城先生は
今夜はシャンパンの量を少しだけ減らして…(汗)

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