Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第185弾 湘南高校

異彩を放った石原慎太郎さんの訃報、89歳…
作家であり史上最強の都知事であり。

文武両道を重んじる自由な校風、
湘南高校の大先輩らしい生きざまだったかと。
リーダーとして見習うことが数多ある方でした。
ご遺族によれば膵臓がんが再発して闘っていらしたと…

膵臓がんといえば、史上最強のがんのひとつ。
最新の研究によると、CTなどで肉眼的に見えるまで大きくなる前に
すでに他に飛んで転移していると。
これでは早期発見してもなかなかの敵ですよね。

そこで金城先生はDUPAN-2という腫瘍マーカーの検査を
腹部超音波検査のときに行います。

まだ学会でも指針ができていませんが、
150以下という正常範囲内、例えば100近くの数字の方でも、
数多くの膵臓がんの方を発見してきました。
『先生、よくこんな小ささで見つけましたね!』
と、何度もがんの専門医に言われました。

ぜひ、年に一度は検査を受けにいらしてくださいね。
石原先輩の行動力に負けぬよう、なんとか早く見つけます!

『後輩よ、患者のために突き進め!』
今夜は湘南の大先輩を偲び、シャンパンで献杯です。

第184弾 箱根の坂

毎年ドラマのある箱根駅伝。
初出場で歴史の始まった笑顔いっぱいの大学、
難病でも走れるというメッセージ、
30歳をすぎて入り直し見事完走した教師…

当日の朝、ネットで検索した選手の中に、なんと知った名前
「伊吹くんだ!」
彼が中学の時、夏の合宿になぜか金城先生も
(スポーツドクターとして?)参加したのを懐かしく思い出しました。

その伊吹くんが5区で箱根の坂を今から登る!?
テレビにくぎ付けとなり、
「行け〜伊吹〜抜いたぁぁぁ!」
デッドヒートを制し3人抜いて往路をゴール!
まるで親の心境、涙が止まりませんでした。
それにしても、あのつづく坂でよく速いスピードが保てるもの…

坂といえば、金城先生も坂を登るときは
さすがに息はあがるし、汗もしっかり出てきます。
平地だけを歩いたときよりも確実に筋肉の疲労感があり、
運動になっていることがわかります。

持病がある方が無理をしてはいけませんが、
①息があがる
②汗がでる
③あぁ疲れた
となるくらいが運動になります。
筋肉保持のためにも、かならず毎日足を動かしましょう!

2022年、始まりました。
今年もみなさまの健康を祈ってシャンパンで乾杯です!

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