Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

シリーズ生活習慣病 第92弾!

アルトサックス

記録的な大雪で、大変でしたね。
私も雪かき頑張りました。

はじめは首とかが『さむ〜』
次第に暖かくなり、汗ばみます。

“はじめ寒く 後に暑い”
冬の運動の典型ですが、大切なことは飲水です。
実は冬でも脱水はありうるのです。

しかし、汗をかく量が少ないため
喉が渇くまで飲む気にならないのです。

つい先日、高校の先輩が雪かき中に心筋梗塞で亡くなりました。
残念でなりません。

長い時間、飲水をしないと、口の中の雑菌も繁殖します。
口臭や虫歯のもとに…

また、喉が乾燥すると粘膜バリアが傷つき、
感染(粘膜下に侵入)しやすくなり、風邪をひいてしまいます。

30分に一度は何か飲み物を口に入れて、喉を湿らせましょう。
ちなみに、私は常にちょこちょこ何か飲んでいるので、
うがいはしません!

詳しくは、
3月16日(日)に大和市勤労福祉会館で、
『歯周病と糖尿病』と題して、
私が講演することになりましたので、
皆様いらしてくださいね!
先着順で、10:30〜受付開始
講演は、11:00〜12:30 です。

そういえば、先日、新患さんが受付を済ませて診察室に…
「はじめまして、金城です…」
あれれ、見覚えがある!

聞けば、東芝林間病院時代に私が拝見していて、
その後開業したため、
そのままタイミングを逸して、
東芝にもかねしろ内科にも行きにくく…

なんとなくわかりますよね。

実は私も年末から忙しくて、
アルトサックスの練習を一度サボったら…
なんだか面倒になり、サボりまくっています(汗)

サックスの先生、ごめんなさい。
そろそろ行きます!

それにしてもその患者様がいらしてくださり、嬉しかったです!
今夜は喉を湿らせるためにシャンパンをちょこちょこ…(笑)

シリーズ生活習慣病 第91弾!

信じる者は若返る!2

お願い!
ホームページ http://kaneshiro-naika.com/
を見て下さい!

前回のリベルタ(平成25年12月26日号)の
コラムを読まれた方からの問い合わせが殺到(炎上?)…

「頸動脈のエコー、私にも早くやって」
「私の血管年齢をまたやって」
「そのお薬、なんでくれないの?」
等々、よい反響で嬉しかったです。

我々の敵は動脈硬化です。
糖尿病や脂質異常症、高血圧症や肥満があると
少なからず頸動脈にプラークと呼ばれる
『不要なゴミ』が生まれてきます。

ということは心臓の、いえ全身の血管もきっと…
と予想がつくのです。

そして、全身の血管が硬くなり
血管年齢が歳より高くなって…
心筋梗塞、脳梗塞が将来心配になります。

そこで、少しでも心配な方に
『血液サラサラ』『血管がしなやかで丈夫』になる
[イワシの脂]が原料のお薬があります。

実は私も6年前から飲んでいますが、
血管年齢が37歳(当時は年齢相応)→17歳に若返りました!

当院(鶴間)の岩崎先生も20歳代に…

実際、患者様も次々に良い結果になるのを目の当たりにし、
そして今回、自分の結果で確信いたしました。

そういうわけで、まずは検査をしてもらって
血管がどんな状況か調べてもらいましょうね。

そういえば、
私の初詣のおみくじは今年も『大吉』

皆様も今年一年よい年でありますように。

信じる者は…です!

シリーズ生活習慣病 第90弾!

信じる者は若返る!

今年も一年間
いっぱい美味しいものをいただきました。

100kgの穀物に100kgの野菜、
20kgの魚に18kgの肉、
そして300リットル近い我らがシャンパンやワインたち…

我が胃袋、よくぞ耐えてくれた
と思ったら、
今年も緊急内視鏡のお世話に…

去年はサンマ、
今年はシメサバのお刺身に、
彼は潜んでいました。

その名はアニサキス!

一緒に行った14名は皆無事で
私だけ…

きっと、よく噛んでいたら、彼らを粉々にできたでしょうに。

後日談ですが、
同席していた消化器内科H先生は、シメサバを食べるのをためらい、
何度もやめようと思ったそうですが、目の前の誘惑に負け、
そのかわりよく観察し、30回よく噛んで召し上がったと。

アニサキスが、胃でなく腸で悪さをすると、
最悪、腸に穴が開き、緊急開腹手術になる、
「命懸け」とよく理解されているから、慎重になられたかと。

それに引きかえ私は…
トホホ 反省です。

動脈硬化もまたしかり。
原因の血糖、血圧、コレステロールにタバコ…
いつかは心筋梗塞、脳梗塞、失明、透析と
まさに命懸けの結果になるとわかっていても、
なかなか誘惑には勝てませんよね。

私は現在、皆さんの頸動脈のエコーと血管年齢を検査し、
少しでも危険な状態だったら、すぐに対処しています。
幸い、皆さま元気に通っていただけています。

ところで、私を信じ、
10年以上お付き合いいただいている患者様が大勢いらっしゃいますが、
動脈硬化があるため、血管を元気にするお薬を何年も飲んでいただいた結果、
ほぼ全員の血管年齢が若返りました。

信じる者は…
ですね!

シリーズ生活習慣病 第89弾!

うつ伏せ

大学院生の頃、港南台高島屋のデパ地下で
『今日はサンマが安いよ!兄ちゃんどう?』
と威勢のよい掛け声につられて、1袋4匹350円!

『美味しそうですね』と声をかけると、
『1匹おまけ!』とさらに追加してくれて、
二人で5匹は要らない…とも言えず(笑)、とりあえず帰宅。

いざ塩ふりの時、
「あれれ、6匹いるよ!」

翌日は病院当直で、持ち越すわけにはいかないため、
腹をくくりました。

「とにかく食べるぞ」
今までの人生で、あんなにサンマを食べたことはありません。
4匹食べちゃいました(笑)

若かったですね。
今じゃ完全に胃薬のお世話になってしまうでしょう。

厚労省の統計によると、
国民1人が1日に食べる魚と肉の量は、
2000年当時は約90gと80gで魚の方が多かったそうですが

2006〜2008年は、両者とも80gくらい

2010年には、魚72.5g<肉82.5gと、肉優勢。

下処理や後片付け、骨がめんどう、
という理由もあるとか。

ある健康に関する〈後悔したこと〉アンケートによると、
歯の定期健診を受ければよかった
運動をすればよかった
間食を控えればよかった
腹八分にして体によいものを食べればよかった …等々

日頃私が執筆している内容ばかりでしたが
おかずについては
大豆、魚、脂の少ない肉をバランスよく食べるのがよいかと。
肉も食べないと、ビタミンや鉄不足になりますしね。

そういえば、アンケートに日野原重明先生のコメントが…
「野菜はたっぷり、週にヒレ肉2回/魚5回、穀物控えめ…」

さすがだなぁ、と読んでいると

「うつ伏せで寝ると不眠症にならない」

…実は私もうつ伏せです!
理由も全く同じで、動物はみなうつ伏せだからと。

私も100歳…
あっ、シャンパン毎日はダメみたいです(涙)

シリーズ生活習慣病 第88弾!

安かろうは良かろう?

「1円でも他店より高かったら…」
という家電量販店のセリフも耳に慣れました。

牛丼にしても、ファストフードにしても、
価格競争の波に飲まれ「安かろう良かろう」に切磋琢磨…
そのしわ寄せは、人件費に加えて材料費。

一方、ジェネリック医薬品(製薬会社が開発した、医薬品の特許が切れた後に、
別メーカーが同じ有効成分でつくる薬・後発医薬品)は…

「安いのに同じ薬?」
中古車や割れせんべいならまだしも、同じ薬のはずがありません。

先日『後発品に薬局で変えられたら脈拍が増えてドキドキ苦しい…』
と患者様から電話があり、急いで元に戻してもらいました。

「私は後発は飲みません」と言っていた、
後発品の営業マンの正直さに驚いたことを思い出しました。

さて、安くなったお陰で運動人口が増えたスポーツジム!

体育の日に合わせた新聞発表によると、
高齢者の体力がぐんぐん上がっているようです。

加えて子供たちの身体能力も向上しているとか。
喜ばしいことですね!

筋肉量が増えることでエネルギー消費量は増え、
運動習慣によりインスリンの効きがよくなり、
血糖値や血圧、精神的にも良いことだらけ。

なにより、寝たきりにならないことが一番のご利益です。
心臓等の臓器は20歳までに出来あがりますが、
筋肉トレーニングは70歳だって遅くはありません。

ちなみに、お散歩は無料です。
歩くだけでも十分ですから、頑張っていきましょうね!

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