Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

シリーズ生活習慣病 第82弾!

骨折しました

桜も終わり、運動日和の季節になってきました。
この私も、6月の皇居駅伝に向けて、ジムで走っております!

『運動はなんのためにするの?』の問いに、
皆さんは、すらすらお答え頂けると思いはしますが、念のため。

一番の理由は「寝たきり」にならないためです。

筋肉は使わないと、どんどん退化し、なくなっていきます。
入院中、ベッド上安静を強いられた方は、すぐに歩けなくなるのをご存じかと。

次に、“カロリー消費”とは言うものの、
私が時速8kmで1時間走っても、
たかだか消費エネルギーは500kcalちょっと。
7で割り算して、約70gの脂肪しか燃えません。

運動後に「○○kg減った!」と喜んでいる方がたまにいますが、
あれは大変危険な“脱水”です。
運動後は少し体重が増えているくらいが安全です。

運動前・運動中・運動後に、充分水を飲んで下さいね。
喉が渇いたら、もう手遅れです。

ちなみに、毎日70g×28日=マイナス2kg!
継続は力なり。

三番目の理由は、インスリンの効きを良くするためです。
みるみる血糖値は下がります。

この、運動による血糖改善効果は、
2日連続して運動をサボると、もとの身体に戻るため、
隔日以上での運動が必要です。
筋肉を使うことなら、なんでも効きます。

そんなわけで、かねしろ内科では、運動療法を皆でやっています。
先日、私は軽く走ったら…
なんと、左足の土踏まずの近くを破砕骨折!
きっと着地が悪く、この体重をほんの小さな面積で受けてしまったんですね。

6月の駅伝、延期です(涙)

シリーズ生活習慣病 第81弾!

忘れない

久しぶりに、奇跡的に時間がポツンとあいたので、
スタッフと会議を兼ねて近所のレストランにランチへ行きました。

四人組の女性客が少し離れた席に。
するとかすかに『かねしろ…』という名前が聞こえたような…
息を殺し、耳をそば立て…

『やだ、ほら、あの駅の所よ、かねしろさんが今度新しく作っているみたいでね、
そうなのよ、スルガ銀行の真ん前でね、今度は階段が無いのよ、前みたいに。
だから車イスとか、足の悪い○○さんとかね、
今まで行けなかった人に紹介しているのよ、私…』

ホッとしました。
どんなうわさ話をされてしまうのかと、内心ドキドキしながら聞いていましたが、
どうやらうちのファンらしく、彼女たちの席までご挨拶に。

すると、彼女たちはうちの患者様ではないのに、
通っている人から聞いてのことだということなのです。

さらに、『え〜本物? 金城先生ってこんなに若いの?』
嬉しくて、お会計一緒にしてしまおうかと思いました(笑)

3・11に開院した理由…
それは絶対に忘れないため。

人生、嬉しいことも、悲しいことも必ずあります。
患者様の血糖値が改善して喜び、
しかし、悲しむべき合併症が起こりうることも、忘れてはならないのです。

震災も合併症も、突然起こることを忘れてはいけません。

『東林間かねしろ内科クリニック』、開院いたしました。

シリーズ生活習慣病 第80弾!

プラーク

「眼科? そのうち行ってきます」
「健診、最近やっていませんね…」

糖尿病の治療のため、毎月通院してくださる患者様も、
他の合併症やがん検診に、なかなか足が向かないようです。
まぁ、症状が無いのに行こうと決意してもらうのも難しいですよね。

私は、祖父は肺の病気、父が食道がん、
母が高コレステロール血症、おじが痛風、
といろいろあるため、定期的に検診をしています。

眼科で眼、耳鼻科で声帯まで内視鏡(よくしゃべるので(笑))、
胃と大腸の内視鏡、腹部超音波(エコー)、CT、MRI、PET検査…
実はかなりやっています。

しかし、脳と歯科は最近さぼっているように、
つい「面倒」と思ってしまうのもわかります。

3月11日の「東林間かねしろ内科クリニック」開院へ向けて、
検査部門を充実させます。

他院の眼科さんへ行く時間のない方のために、
月に2回ほど眼科医に出張してもらったり、
臨床検査技師を常勤3名体制とし、お腹や甲状腺、頸動脈のエコー、
神経伝達速度(異常)のチェックをできるようにしました。

私もさっそく検査をしてみると、
なんと!この私の頸動脈にプラークが…

いわば「水道管の汚れ」のようなもので、このプラークが大きく育ち、
はがれて脳に運ばれると「脳梗塞」に…

まだまだ小さいものの、脳ドックをさぼっていたツケですね。

当院では、川田検査技師が
頸動脈エコーのグランプリ(日本一)を獲るほどの腕前で
皆様のプラークを見つけてくれます。

合併症「なし」を目指しましょう!

シリーズ生活習慣病 第79弾!

スポーツドクター

普段は、朝から晩まで糖尿病の診察をしている私。
実は『スポーツドクター(日本体育協会公認)』なる資格を
ずっと前から持っています!

そうです、スポーツ選手のサポートをすれば、
オリンピック選手村にだって行けちゃいます(笑)
まあ、そんな夢の時間は永遠になさそうですが…

ところで、ゴルフの練習を始めて9カ月位になりますが、
上達してくるといろんな会話が楽しくなるものです。
以前にも書きましたが、トーナメントプロと一緒にプレーをして、
目の前で見るショットは半端なくすごいです!

でも、テレビに映るプレイヤーはほんの一部。
1000人以上の予選を通過しないと出場出来ない、超狭き門…

そこで、いつも一緒に練習・プレーをしている
○○○○、○○○○、○○○○の選手3人を、
私はサポートすることになりました!
「これで安心してプレーに集中できます」と。

サポートといえば、今後増え続ける高齢者、
その1割は認知症、さらに運動不足で寝たきりに…

このダブルパンチだけは避けなければいけません。
特に足の筋肉量が、体重の30%を切るとアウトです。

かねしろ内科クリニックでは、運動は健康運動指導士の大塚、
心のケアは心理カウンセラーの池田を中心に、
集中サポートを行っています。

『健全な…』やはり体力と精神のバランスのもとに、
医療を展開して行きたいものです。

3人の選手もきっと活躍し、
TVで『かねしろ内科クリニック』のロゴが見られれば…
楽しみですね!

シリーズ生活習慣病 第78弾!

トイレ掃除

東林間に開院してから7年がたちました。
お店や病院に入ると、一番気になるトイレ。

当初から「世界一きれいなトイレを目指す」というスローガンをかかげ、
私も診療中に自分が用を足すとき、
トイレが汚れていればピカピカにしています。

家でも経験の無いこと。
初めはなんとなく慣れませんでしたが、
しばらく時間が過ぎると自然に体が動くもので、
この7年、クリニックだけでなく、
お気に入りのお店でもキレイにしてしまいます。

人は、綺麗な所を、わざわざ汚そうとは思わず、
むしろいつもより気をつけるもの。
そうすると、お気に入りのお店がいつも清潔で嬉しいものです。

運動習慣も同じです。
動くのが好きではない人は、結構多いもの。
でも、無理のない程度の散歩でも充分、だいじょうぶ。

ちょこっとでも毎日していると、
あら不思議、いつのまにか散歩が好きになっているのです。
さらに、周りの人がそれを見て、ふぅ〜ん、と
意外に影響力があるものです。

先月から、健康運動指導士がクリニック内で、
身体の動かし方、楽しさを教えています。
そうすると、それを見ている他の患者様が
「私も!」と身体を動かしてくださるのです!
嬉しいことですね。

何を隠そう、私は昔から走るのが苦手。
でも、4年前からジムでのんびり走っていたら、
いつのまにか走るのが苦ではなくなりました!

そのせいで、春に駅伝(皇居一周)に出るハメに…
あぁ、体重減らさないと…(汗)

あっ おもちは1食につき1個までですよ!

よいお年を。

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