Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第212弾 サプリよりも…

桜咲き 「先生今年も見れたよ」と 三鞭

まだ春なのに、元旦からいろいろ続きますね。
ほとんどが予測不可能なことばかりで…

血管に重い病気をお持ちの方が
「自分は爆弾抱えているようなもの、
いつあの世にいくかわからないので、
毎月先生に会えると幸せを感じる」

それならできるだけ人生を楽しんでもらいたいので
『何を召し上がってもOKです。血糖値が少し上がっても
なんとかしますから』といつも笑顔で『また来月!』
その方が予約通りいらっしゃるのが毎月楽しみで、ホッとします。

ホッとするといえば、予測できるものは
できるだけ検査をしておきたいもの。
動脈硬化もまたしかり、頸動脈エコー(超音波)検査で
簡単に血管の中を見ることができます。
もしプラークなどの病変があればすぐに治療をしましょう。

金城先生も以前プラークがありましたが、今はもう無くせました!

金城先生はサプリよりもおかずしっかり、
今夜もお楽しみのシャンパンとともに(笑)

第211弾 背肝

老夫婦 支え合う坂 春の風 三鞭

高齢になられてもしっかり自分の足で歩くのは大切ですね。
まだ肌寒い風が吹く中、老夫婦が手を握り
歩いているお姿を拝見しました。
重い買い物袋を持って歩く…
疲れない?いえ、疲れるからこそ価値があります。

必要な食事量をしっかりとって、
汗をかいて少し疲れる運動を続けてほしいですね。

汗といえば、冬は「汗をかかず喉も渇かないので
あまり水分をとっていない」という方が多く、
尿検査ではいつも濃縮尿(濃い色)…
きっと腎臓は悲鳴をあげています。

健診で尿蛋白(+)、あるいは(ー)でも
尿中アルブミンという精密検査をして陽性なら
早めに治療しないと将来は腎不全になり…
腎臓は常に水を欲しています。

「トイレが近くなるから」と飲まないのはいけません。
お茶やコーヒーばかりでなく、カフェインの入っていない
水や麦茶などをおり混ぜながらちょこちょこと、
そう、[30分に2口くらい]を心がけると
そんなにトイレに行かないかと。
のどが渇く前にしっかり水分をとって乗り越えましょう!

ちなみに焼鳥で腎臓は[背肝](せぎも)というそうです。
今夜は焼鳥16本にシャンパンで乾杯です!

第210弾 大往生

恩師弔い 気づく幸 実千両 三鞭

地域医療のイロハを教えてくださいました
[杏林堂クリニック名誉院長]林龍一郎先生。

このたび人生初の『弔辞』の大役…
先生のエピソードは数えきれず、当日原稿は用意しませんでした。

『原稿なくて大丈夫ですか?』とスタッフに心配されましたが、
先生へのお別れの言葉はキレイに頭に降りてきたので大丈夫!
と思った冒頭、気丈にお話しするつもりが涙腺はすでに…(涙)

息子さんから『もう泣くまい、と思っていたのに先生、
あれは反則です!素晴らしい弔辞をありがとうございました』
と丁寧にお礼の言葉をいただきました。

大往生の快晴の帰り道、
真っ赤な千両の実が心を満たしてくれました。

大往生といえば、最後の最後まで我々は可能なかぎり
自由に楽しく、食べて飲んで歩いて…
車と同じ、定期的に検査、治療、予防。
動脈硬化・がんをチェックし、筋肉を維持していきましょう!

今夜はゆっくり思い出にひたりながら、
シャンパンで献盃です。

第209弾 箱根路

厳寒の 彼の地の友の 無事祈り 三鞭

ここ数年、青山と駒澤が一位を争う接戦。
駒澤の往路5区(箱根の登り)を走るは金子伊吹君!
そう、君と呼ぶのは知り合いだから。
彼が中学生の頃に夏の合宿に一緒に行ったことがあり、
当時から光り輝いていました!

2年前も5区で走り、駒澤は2位、
昨年は後輩に5区を譲り(伊吹君は給水係)優勝、
そして今年は惜しくも2位…
なんとも複雑な心境だったようです。

4年生最後のランができた喜びを
自分が出場した駅伝で優勝を逃した悔しさが上回る…
出場するだけですごいのに、10年間毎日毎日走って
努力した者の目指すものはやはり頂点なんですね。

目指すものといえば、今年はとにかく
[筋肉を維持、減らさない、昔に戻す!]

食事と運動は二大政党。
しっかりたんぱく質をとって、少なくとも毎日毎日歩きましょう!

『暑い/寒い』『痛い』『忙しい』の三大言い訳を吹き飛ばし、
伊吹君を見習いがんばりましょう!

今年は元旦から訃報が多く落ち込みました。
安全にシャンパンが飲める幸せを噛みしめ、
今年もがんばります!

第208弾 ベンチプレス

寒月の 籠球 少年を待つ 三鞭

(満月の夜ではないですが)寒々とした路上に
ひとつ残された籠球(バスケットボール)。
それも新品のボールが残された姿を見て
[どうしてこのボールはここに残されてしまったんだろう?]
と寒空を見ながらあれこれ考えたときの一句。

ボールといえば、学生時代は体育の授業が必ずありましたけど、
社会人になると義務的な体育の時間はなかなかありませんよね。
体育が苦手だった生徒さんたちにもメリットはあったと
今になって思います。

そういえば、先日私の大好きな福山雅治さんが新聞の対談で、
20年かけて120kgのベンチプレスをあげられるようになったと。

いくつになってからでも筋肉はトレーニングで維持・増やせます。
(衰えてきたなぁ…)と思った方は、
当院の理学療法士がお手伝いしますから、
ぜひ筋肉を若い頃に戻しましょう!

さて、私も合間時間で筋トレをすることにしました。
汗を流したあとはもちろんシャンパンで乾杯です(笑)

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