Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

東林間

042-701-1041

鶴間

046-271-7410

Q&A by disease 疾患別QA

脂質異常症

“静かに進む動脈硬化”を防ぐために

「健康診断でコレステロールが高いと言われた」

「最近、運動不足や食生活の乱れが気になる」

そんな方は、脂質異常症のリスクがあるかもしれません。

脂質異常症ってどんな病気?

血液中の脂質(LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪)のバランスが崩れた状態です。

特に「悪玉コレステロール(LDL)」が多すぎたり、「善玉コレステロール(HDL)」が少なすぎたりすると、血管の内側に脂質がたまり、動脈硬化を引き起こします。

どんな症状がありますか?

ほとんどの場合、自覚症状はありません。

そのため、健康診断で初めて異常を指摘されるケースが多く、「サイレントキラー」とも呼ばれています。

放置するとどうなるの?

動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる病気につながります。

  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 脳卒中
  • 閉塞性動脈硬化症

などのリスクが高まります。

一度進行した動脈硬化は完全には元に戻せないため、早期からの管理が非常に重要です。

自分でできる予防・改善方法は?

食事・運動・生活習慣の見直しが基本です。

  • 食事:揚げ物・加工食品・甘い飲み物を控え、野菜・魚・海藻を積極的に
  • 運動:ウォーキングなどの有酸素運動を週3〜5回、30分以上目安に
  • 禁煙:喫煙は血管を傷つけ、動脈硬化を進めます
  • 節酒:過度な飲酒は中性脂肪を増加させます
  • 体重管理:肥満改善は脂質バランス改善につながります

無理な制限ではなく、「続けられる生活改善」が大切です。

治療はどんなことをするの?

生活習慣改善に加え、必要に応じて薬物療法を行います。

  • スタチン系薬剤:LDLコレステロールを下げる
  • フィブラート系薬剤:中性脂肪を下げる
  • EPA製剤:動脈硬化進行を抑える
  • 小腸コレステロール吸収阻害薬など:状態に応じて使用

患者さんの年齢や動脈硬化リスクに応じて、治療内容を調整します。

当院の診療方針は?

患者さんの生活背景に寄り添いながら、無理なく続けられる治療を提案します。

  • 健康診断結果をもとに丁寧な説明
  • 血液検査による定期的な脂質管理
  • 管理栄養士・運動指導士との連携
  • 糖尿病・高血圧など生活習慣病の総合的なケア
  • 「続けられる生活改善」を一緒に考えます

脂質異常症は、“症状がないうちから管理すること”が重要です。

将来の心筋梗塞や脳卒中を防ぐためにも、早めの検査と継続的な管理をおすすめします。

当院では、患者さん一人ひとりに合わせたサポートを行っています。