Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第171弾 コンビーフ

子どもの頃、台所の床下収納にいつもあった缶詰、
好物のひとつ、コンビーフ!

今はパカっと開くプラスチックになりましたが、
当時は缶のでっぱりを引っかけて巻き取り開けていく
専用の巻き取り器?が付いているタイプの缶詰。

たまにそれが付いていなかったり、
あるいは缶のでっぱりを巻き取っている途中で切れてしまったり…
そんな時は、前回とっておいた巻き取り器やペンチで巻き取ったり、
無理やり包丁でこじ開けたり、と闘っていました(笑)

熱したフライパンにコンビーフを入れると、
白い脂がみるみる溶けて透明になり赤身肉が焦げ始める…
するとあの芳しい香りがあたりに充満し、作りながらつまみ食い。

お腹がすいて、おやつに[白い脂]も気にせず
冷たいままかじったこともしばしば。

白い脂といえば、健康診断などで肝機能異常を指摘され、
検査をすると『脂肪肝』と言われる方も多いかと。
酒飲みならまだしも、飲まない方もなってしまう
NASHという脂肪肝があります。

いずれ肝硬変や肝がんを発症することがわかってきましたので、
たかが脂肪肝といわず治していきましょう。
基本は食事と運動、我々がお手伝いいたします!

さてと、アルコール性脂肪肝炎?が疑われる、
いや確実、多分…そんなはずないと信じてシャンパンを…
飲みたいなぁ(涙)

第170弾 ふぐ屋さん

毎年先輩Dr.Hとご一緒する上野のフグ屋さん。
フグ刺しに始まり、煮こごり、松前漬、フグ焼き、毛ガニと大根鍋、
最後は雑炊で〆るのですが、この大根鍋には大量のバターが。

さらに10〜12月限定の『ウソだろ…』というくらいのイクラを
雑炊にザバーッとかけて、口にかき込んだときの
『幸せ』と『罪悪感』の入り混じった感覚は忘れられません。
実際は酔っ払って忘れてしまいますが(笑)

淡白な刺身に始まり濃厚なバターとプリン体で終わったときの
血管の中を想像するとちょっと反省してしまいます(汗)

[たんぱく]といえば、たんぱく質不足の患者様が
毎日毎日たくさんいらっしゃいます。

朝はパンだけ、昼は麺だけ、とおかずは夜しか食べないため、
鉄欠乏性貧血、栄養失調、筋肉低下になりやすいのです。

かといって3食だと食べすぎてしまう方も多い現代、
平安時代の1日2食文化のように、
可能ならばたんぱく質は1日2回はとってほしいですね。

さて、たまには私も動脈硬化の検査をしようと思います。
みなさんも定期的に頸動脈検査を主治医に申し出てくださいね。

今年もDr.Hと一緒にシャンパン&…ふふふフグ!

第169弾 クロワッサン♡

「いちばん好きなパンは?」と聞かれれば、
まわりが驚いてしまうくらい大きな声で答えてしまう
クロワッサン♡
なんせ半分くらい?バターが入っている、
[日本バター党]の党首としてはこの上ない幸せ♡

カリカリに焼いても美味しいですが、
昔父親がクロワッサンを蒸し器で蒸して出してくれました。
蒸すとふわっふわで別世界の食べ物です。
[強く握る]とパンがつぶれてしまうので、
そーっとひとくちサイズにちぎって食べたのが懐かしいです。

[強く握る]といえば、クリニックでは今、
患者様全員の握力を測定中です。

先日NHKのテレビでも出ましたが、
運動(特に脚)をすると筋肉を増やすホルモンが出てきて、
全身の筋肉、つまり握力も自然に増える!
逆に運動をしていないと握力は落ちてしまうため、
握力を測定することで運動量が推定できるのです。

季節は秋。
もうすぐ[かねしろウォーク]です。
みなさん、運動がんばりましょう♪

食欲の秋も人生の大切な楽しみ。
ハム、レタス、チーズとふわっふわのクロワッサン、
そして… シャンパンですね!

第168弾 脚付き将棋盤

小学校に上がったころ将棋を教わり、毎週末のように将棋を指し、
いつしか父親に勝利したときの嬉しさたるや、
今でもはっきりと覚えています。

あの頃は板に線を書いて、自分で将棋盤をを作り、
学校の床にはいつくばって指していたのも懐かしい思い出。

学年では「負けなし」でしたが、
ある日を境にクラスのY君に歯が立たなくなり…
それもそのはず、彼はなんと道場に通いプロを目指すと。

家に遊びに行ってさらに驚いたのは
テレビでしか見たことのない『脚付き将棋盤』に
『おじいちゃんが天童市で買ってくれた自慢の駒』
駒だけで、お値段なんと10万円!
(いいなぁ…でも自分はプロを目指すわけではないから)
と自分をグッと納得させ、帰路につきました。

納得といえば、自分で納得のいかない診療はしたくないのが金城先生。
そのためにも、まずは動脈硬化などの合併症を調べて徹底的に治療。
そして超音波や内視鏡、CT検査をすすめて可能なかぎり[がん]の発見。
今年も多数の方が早期発見できました。
症状があってからでは心配です。
ぜひ検査を受けにいらしてくださいね。

先日、40年前に憧れた脚付き将棋盤をネットで購入。
やっと手に入れた分厚い将棋盤を裏返してみると…
なんと南口繁一九段(加藤一二三九段の師匠)の揮毫(サイン)が!
シャンパンのお供が増えました(笑)

第167弾 枝豆

今年の梅雨はひどい災害でした。
さまざまな影響があるなか、野菜もそのひとつ。

畑が浸水し、日照不足も重なり、形が悪くなって育たず、
傷ができて出荷できない野菜たちが…

さらに野菜の病気が発生した地域もあり、
スーパーではにんじんが2倍、なすも1.5倍と高騰。

『先生、高くて野菜食べられないわよ』
…返事の言葉につまってしまいました。

つまるといえば、「寝ていて息していない」
「いびきがすごい」と家族に言われたり、
「昼間眠くなる」「なんとなくだるくてスッキリしない」
という方が、かなりいらっしゃいます。

睡眠時無呼吸症候群…
脳、心臓などにも影響があり、特に運転は危険です。
検査は簡単に自宅でできるので、ぜひ一度いらしてくださいね。

治療すると「昼間眠くならなくなった」「人生が変わった」と
驚くほどスッキリするようです。

実家の近くは畑が多く、野菜が直接安く買えます。
枝付き枝豆が山ほど買えてびっくり!
ハサミでひとつずつ(あっ、意外に大変)カットして、
今夜も枝豆とシャンパンです!

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