Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第217弾 生活筋

新涼や やっと歩けて 筋肉痛 三鞭

今回の台風は一週間も降り続き
「家でじっとしていましたよ」という声が…
安全を考慮すれば大正解、でも入院と同様に
7日以上も歩かなければ、確実に筋肉は衰えます。

久しぶりに歩くと、なんとなく疲れた、筋肉痛になった…
しっかりと挽回してゆきましょう。

しっかりといえば、背筋ののびた93歳の患者様。
実は現役のダンサー!
年末に、世界のトップダンサーが集まる大会で
最高齢で社交ダンスを披露されるとか。
外観からは筋肉量を感じられないのですが、
毎日のレッスンの賜物かと。

我々は踊らなくとも、毎日の生活で必要な
「生活筋」は保たなければなりません。

そこで、きたる10月29日(火) 午前9時半〜
場所は[こどもの国]
300人集まるイベント『かねしろウォーク』!
クイズを解きながら、金城先生&スタッフと
楽しく歩く秋、毎年好評です。
参加ご希望の方は東林間/鶴間かねしろ内科クリニックまで。

さて、汗かきつつ生活筋を鍛えて、
今夜もシャンパンで乾杯です!

第216弾 366日

夏の夕 金や銀やと 拳あげ 三鞭

この日のためにと、毎日毎日苦しい思いをしながら
練習してきた五輪選手。
メダルをとれるのは数人、ほとんどの選手は悔しい思いをされるのかと…

我々は見ているだけで大きな感動と勇気をいただけます。
本当に感謝しかありませんね。

苦しい思いといえば、患者様も毎日毎日食事と運動に向き合って
がんばっていらっしゃる方が大勢おられます。
本当に頭が下がります。

あくまでも目標は『楽しい人生を無事に送ること』
少しは手を抜いて臨機応変に。

トップのメダルをめざさなくともよいですが、少なくとも、
①動脈硬化の評価
②合併症のフォロー そして
③「がん」のチェック を定期的にお願いしたいのです。

どの病気も早めに対処するに越したことはありません。
健康診断でひっかかった方もそのままにせず、
勇気をもって受診してくださいね!

それにしても、いろいろな競技があるものですね!
試合が終わればみんな友達。
そんな選手たちの366日にシャンパンで乾杯です!

第215弾 長茄子

長茄子や 能登の復興 祈り食う 三鞭

あれから半年がたちました。
「先生、まだまだ倒壊家屋はいっぱいあるし、
めどが立たないのが現状です」
と言われながら出してもらった[竹葉]というお酒。
よく見ると、製造は岩手の酒造なのに、販売は石川の酒造と。

「被災した数馬酒造さんのスタッフが、岩手の赤武酒造で(借りて)
能登お米を使って日本酒を想いを込めて醸した(作った)
いわば岩手が手を差しのべて…」
とここまで聞く前にすでに涙腺は崩壊、ひと口飲んで涙の湖。
困ったときはお互い様とはいえ、なかなかできることではありません。
言うまでもなく、もう一合おかわりをしました。

半年といえば、特に若い方は超音波(エコー)などの検査は
1年に一度では、すい臓がんなどの進行に間に合わないことがあります。

たとえば、会社の健診の半年後に別にエコーをすれば
半年ごとにチェックができます。
ちなみに金城先生は、内視鏡とエコーは半年ごとにやっています。
ぜひ上手に医療機関を活用してくださいね。

さて、今夜も能登産の食材をあてに、
シャンパンと日本酒で乾杯です!

第214弾 ドクダミ(十薬)

摘み残したる十薬 香る母の手 三鞭

この時期は雑草さんにまぎれて
力強くドクダミさんが一気に生えてきます。
「いつの間にこんなに葉っぱが増えたの?」
と驚く毎年の行事…

昔は母親が摘み取って干し、子どもには理解不能のドリンク
[どくだみ茶]を作っていたような記憶があります。
年老いた今は干す気力もないのか、ただただ適度に刈り取られた庭。
所々に生えているドクダミに懐かしさを感じます。

毎年の行事といえば、金城先生は、
胃の内視鏡と腹部超音波検査(エコー)は半年ごと、CTは毎年、
頸動脈エコーと耳鼻科の内視鏡は2年に一度チェックしています。

何年も検査していないと予測がつかない病気はいっぱいありますが、
検査していると「あっ!」と気がつくことがあります。
何もなくても、みなさん定期的な検査をおすすめします!

昨夜、同期の突然の訃報…
あらためて、しっかり検査してしっかり生きる決意をしました。
今夜は思い出に涙しながらシャンパンを飲むことにします。

第213弾 たけのこご飯

筍飯 今年も底なしの 胃袋 三鞭

実家近くの竹林に、子どもたちと家族の姿…
「たけのこ掘りですか?」
『はい。竹が風で倒れて被害があるので、
若い竹のうちから伐採しないと』
なるほどなるほど、それは楽しい一石二鳥

それにしても、若竹の成長は突然?あっという間。
地面に出るか出ないかくらいの筍が、
アクが少なくて柔らかく美味しいのですが、
見つけるのは大変ですね。

突然といえば、心筋梗塞、脳梗塞、すい臓がんなども
症状が出るのは突然ですね。
常日頃から動脈の検査、超音波(エコー)検査、
DUPAN-2などの腫瘍マーカーの検査を定期的に行いたいです。

備えあれば憂なし。
もうひとつ、突然といえば災害。
そこで6月1日(土)『やまと糖尿病を知る会』では
「災害に備えて、今できること」と題して
災害支援のゲストにも講演していただきます。
ぜひご覧になってくださいね!

さて、今夜は美味しいたけのこご飯とシャンパンで乾杯です!
おかわりしちゃうかも…(笑)

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