Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第182弾 顎関節症

食欲の秋。
それは突然やってきました…

お酒のあてに山盛りの野菜の酢漬けをほおばり始めたその時
[ゴキッ]左の奥歯あたりに激痛が…
(虫歯?)そんなはずは。
冷静に痛みの元を探ると[あごの関節]が痛い。

幸いおとなしく噛んで大声を出さずに
上品に?様子をみたおかげで何日かで治りましたが、
先月の胆のう炎といい、半世紀使ってきた身体は
だんだん何か起こるものなんですね。

突然といえば、これから寒くなる時に多いのが
心筋梗塞・脳梗塞…
(不整脈を除き)原因は動脈硬化。
特に家族歴のある方は心配です。

まずは血管の中を、痛くないエコー(超音波)検査で
見てみましょう!
もし、プラークという病変があったならば
血糖・血圧の管理だけでなく、悪玉コレステロール・中性脂肪を
しっかり下げないといけません。

動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年度版をもとに
LDLを下げるスタチン、中性脂肪の新しいお薬、
そして血管を丈夫にしなやかに若返らせる高純度EPA製剤を
必ず飲んでいただきたいです。
母親にも飲んでもらっています。

さあて、あごも良くなったし、今夜もシャンパンと
京都の友人から届いた丹波黒枝豆…
ん?この枝豆、立派で分厚いのでそっと噛まないと(笑)

第181弾 胆のう炎

いま、金城先生は減量中。
マイナス7kg達成。
あと13kgがんばります!

ということで調子にのって、マイナス7kgのご褒美に暴飲暴食…
(あれ、胃が痛い…)
ありったけの胃薬が効かない。
またやってしまったか、アニサキス⁉︎
いや、お肉しか食べていない…

実は胆のう炎でした。
最近、くり返しているので、後輩医師からは
『私が胆のう取ってあげますよ、特別(日)に』

ある意味正しい提案ですが、暴飲暴食をしないための
[お守り]と考えれば手術しなくても…
というわけで丁重に(今のところ)お断りしています(笑)

お守りといえば糖尿病などの慢性疾患も、
合併症を起こさない程度のまずまずのコントロールまで持ち込んで、
あとは定期チェックをしているうちに
[がん]などの早期発見につながる方が
ものすごくたくさんいらっしゃいます。

定期的にチェックする大切さ、
そして楽しく美味しく食べて、
金城先生と一緒にダイエットもがんばりましょう!

今日も食事と運動がんばったので、
楽しい一日の締めくくりは、お守りのシャンパンで!

第180弾 パラリンピック

「痛みから解放されるために足を切断した」
陸上男子義足100m、ヨハネス・フロアス選手は自らの意思で足を切断。
怒涛の努力により歴史に名を残しました。

今回のパラリンピックは[多様性]
障がいのある方だけで15%、みんな違ってよい、
という多様性をあらためて感じました。

みんな違ってよい、といえば患者様もまたしかり。
我々は科学的根拠にもとづき、『普通は』を求めがち。
でも社会背景や人生がみな違うので、
一緒に話し合ってその都度決めたことが、その時点での正解。

『太っていてなにが悪いの?私はこれが標準』
内科疾患の発症やヒザに負担がかかることはわかっていますが
それもその方の自由です。

『でも、本当はやせたい』
これもありです。
科学の発展で血糖値を下げながら体重を減らす、
むくみやすい方にも効果のあるお薬もあります。

今は新しいお薬がいろいろあります。
『お薬に頼りたい』
そんな方々のお役に立てるかもしれません。
ぜひ楽しく生きるお手伝いをさせていただきますね。

最終日はいろんな競技の決勝・閉会式。
シャンパン飲みながらテレビにくぎづけでした!

第179弾 金メダル

競泳の大橋悠依選手が個人メドレーで2個の金メダル!
おめでとうございます!

他にも毎日のようにメダルを獲得する選手たちに、
やっぱり感動してしまいます。

大橋選手は体力的に厳しい練習メニューができず、
そのかわりフォームに徹底的にこだわり、結果を出したと。
やみくもに練習をしていたらメダルをとれなかったかもしれませんね…
素晴らしい監督との結実かと。

やみくもにといえば、
健康診断などで血圧、コレステロール値がひっかかり、
下げるためにとりあえずお薬を飲んで…
ただただお薬だけもらっている方が少なくありません。

大切なのは、合併症がないか?
あるならどうするか、が大切です。

今は動脈硬化を目で見ることができる時代。
定期的に血管の評価をしていきましょう。

なかにはまったく問題ない方もいらっしゃるので、
むやみにお薬を飲む必要のない方もおられます。
ぜひ一度いらしてくださいね。

そういえば大橋選手は鉄欠乏性貧血だったようで、
お母様のタンパク質作戦で治したとか。
今夜もハイライトを見て感動しながらシャンパンですね!

第178弾 100万キロ

金城先生の数ある車のうち1台が20万kmを超えました!
と喜んでいるのもつかの間、ラジエーターから水が漏れ、
どうやら穴があいてしまったようです(涙)
ただいま入院治療中です。

『10万kmも走れば、そろそろ買い替えどき』
と思う方が多いかもしれませんが、
タクシーは50万km、トラックは100万kmは当たり前で走るもの。

なぜそんなに走れるのでしょうか?
我々の自家用車と違い、毎月のように点検・
部品交換をこまめに行っているため常に状態が良く、
また、トラックは燃費を考えて車間を開けて
ゆっくり低速で走っていることが多く、
エンジンやブレーキなどに負担がかかりにくいそうです。

点検といえば、毎月通ってくださっている患者様が
こまめに受けている採血などの検査、
これがとても大切なのはもうおわかりですね。

日ごろから変化のないことは幸せなこと。
少しでもデータに変化があれば、
『どこか変』と病気が悪化する前に見つけることが可能です。
面倒だとは思いますが、がんばってチェックしていきましょう!

他の車で今日も無事に帰宅。
今夜もおいしいシャンパンが飲めそうです。

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