Kaneshiro Diabetes Clinic

糖尿病・生活習慣病の専門内科
かねしろ内科クリニック

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Kaneshiro column 院長コラム

シリーズ・ザ・生活習慣病

理事長の金城が、最近のできごとや今ホットな話題とともに、みなさまの健康にちょっと役立つ情報をお届けします。

第167弾 枝豆

今年の梅雨はひどい災害でした。
さまざまな影響があるなか、野菜もそのひとつ。

畑が浸水し、日照不足も重なり、形が悪くなって育たず、
傷ができて出荷できない野菜たちが…

さらに野菜の病気が発生した地域もあり、
スーパーではにんじんが2倍、なすも1.5倍と高騰。

『先生、高くて野菜食べられないわよ』
…返事の言葉につまってしまいました。

つまるといえば、「寝ていて息していない」
「いびきがすごい」と家族に言われたり、
「昼間眠くなる」「なんとなくだるくてスッキリしない」
という方が、かなりいらっしゃいます。

睡眠時無呼吸症候群…
脳、心臓などにも影響があり、特に運転は危険です。
検査は簡単に自宅でできるので、ぜひ一度いらしてくださいね。

治療すると「昼間眠くならなくなった」「人生が変わった」と
驚くほどスッキリするようです。

実家の近くは畑が多く、野菜が直接安く買えます。
枝付き枝豆が山ほど買えてびっくり!
ハサミでひとつずつ(あっ、意外に大変)カットして、
今夜も枝豆とシャンパンです!

第166弾 夢(ゆめ)

頼られ、求められている…
あらためて気がついたのは
患者様からの短い謝辞(ことば)でした。

『10数年間ずっと金城先生にお世話になり感謝している。
残された最後のときまで、もう少しお世話になりたい…』

インスリンはとても上手にコントロールできていたのに、
がんが見つかり抗がん剤、それもだんだん効かなくなり
歩けなくなってしまったのです。
これからは往診してほしいと…

我々は血糖コントロール、合併症の評価・治療を
毎日毎日患者様とお話しして、
そして身体(からだ)だけでなく気持ち、心、生活までも
深く関われていたんだなぁと、あらためて気がつきました。

『先生の患者さんたちに、クリニックに通って
いっぱいいっぱい夢を持ってもらいたいから、
これ置いてもらえませんか?』

(奥様の書かれた)夢という字を
ご本人が彫られた木の力作。
はい、いっぱいいっぱい 夢 広がっています!

コロナという疫病で世界が変わってしまった今、
これからはSNSを通しても、皆様の生活に
少しでもお役に立つ情報を発信できればと思い…
Facebook 始めました!

第165弾 ディーゼル

中古で買ったディーゼルハイブリッド車。
驚いたのは燃費の良さと静かさ、そして排気ガスが臭わない!

さらに2200ccなのに、
市街地を走るくらいの低速時の加速感(トルク)が
5000ccのガソリン車よりパワフルなのです。

普段は電気で音もなく静か〜に、
アクセルを強めたり発電が必要なときは
知らぬ間にエンジンがかかって…
ディーゼルのイメージが一変した瞬間でした。

音もなくといえば、
知らぬ間に進んでしまっている『膵臓がん』、
症状が出てきたときはかなり厳しいことに…

金城先生は(まだ若いので?)
超音波検査で半年に一度チェックしています!

患者様にも可能なかぎりこまめに、
ときには腫瘍マーカー(DUPAN-2)の採血も
あわせておすすめしています。

すでに今年は10名近くの方を県立がんセンターにお願いし、
今も元気に通っていただいております。

検査が面倒というイメージは捨てて
早期発見いたしましょう!

今日は朝から原稿、
午後は外来もないので久しぶりに昼からシャンパンランチでも…
あっ、点検中の車の引取りが午後ありました(涙)

第164弾 宝くじ

探し物をしていたら『年末ジャンボ』が出てきました。
(そういえばまだチェックしていなかったなぁ…
前後賞あわせて10億円!)
いやいや、期待せずに[すぐ]数字合わせ。

153893… ん?え”?おっつ、
[まさか](頻脈発作寸前(笑))
組違い賞でした!

[まさか]といえば、コロナ禍のために
患者様は空前の運動不足&たんぱく不足。

「怖くて外に出ていない」
「買い物も料理もなんかやる気が起きなくて、
手軽なパンとかおにぎりとかが多くて」

お気持ちは本当によくわかります。
しかし、これでは絶対にいけません。

運動とたんぱく質が不足すると
筋肉が[すぐ]になくなります。

人ごみ(人気の散歩エリアと時間)を避けて、
しっかりお肉・お魚・卵など良質の
筋肉・鉄の材料を食べましょう。
特にご高齢の方々には守っていただきたいです。

さて、ウキウキの宝くじでシャンパンでも…
「先生、感染予防対策としていろいろ購入しました。
これ請求書です。」…(涙)

我々医療従事者も毎日歯を食いしばり、
でも笑顔で患者様のため見えない敵と闘っています!
がんばります!

第163弾 8,000円

研修医の初任給は予想の範囲内。
両親と食事をして医学書(高い!)を買い、
その他家賃などの生活費(当時は研修医のためほぼ飲みません)
を支払うと…残った8,000円を握りしめ、憧れの新車購入に突撃!

「あのぅ、頭金これしかないのですが…」
営業マンは満面の笑顔で『すぐに納車の手配をいたします!』

この1号車は本当に働き者。
96年の大雪では、都内から鎌倉まで10時間の長時間労働に耐え、
97年の猛暑などにもびくともせず。

98年、闘病していた父が急変し、
母親から『お父様がそろそろ危ない』と夕飯時に連絡が。

冷静な金城先生は落ち着いて夕飯を終わらせ、
周囲に心配されないよう「ちょっと大学に様子を見に行ってくる」

当時、首都高では敵なし⁈の金城先生が1号車に乗り込み
フルスロットルで駆けつけてもすでに間に合っていないと判断し、
むしろ邪念を払い、完全なる安全運転で向かいました。

落ち着いて、といえば今や世界中が不安の気持ちでいっぱい。
外来患者様もさまざまな気持ちでいらっしゃいます。

特に糖尿病は、しばらく検査していないと
確実に悪化してしまいます。
定期的に採血しているからこそ安定が保てるのです。

クリニックの中は、換気のため最近ちょっと寒いですが、
皆さん『先生に会えて安心した』と…うれしいかぎりです!

さて、1号車はきちんと定期メンテナンス。
おかげさまで今も現役、24歳になりました!

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